多文化コンシェルジュ名鑑

ダォティンマイ

 

出身国  :ベトナム

言語   :ベトナム語・英語・日本語











ベトナムの文化を日本に伝えたい

 私はダォティタンマイと申します。ベトナムのフエ出身です。フエにはベトナムで最初に世界遺産に登録された場所があります。特に建築物は有名です。ホーチミンやハノイと比べると人々は穏やかな性格で、静かに暮らしています。 人口約30万人と少ないです。言語はベトナム語ですが、中部特有のなまりがあるため、北部や南部出身者と話をすると、すぐに中部出身だと分かるそうです。 フエ料理も有名です。ぜひ食べてみてください。

 来日前にテレビや雑誌などで日本のことを少し知っていました。日本は経済的に豊かで、民主的な先進国です。日本人は非常に礼儀と「和」を重視し、仕事の苦しみやつらさをたえしのぶ「大和民族」の精神を強く持っている。けれども男尊女卑の風潮がある。このような様々のイメージを持っていました。なぜ小さい日本がそんなに裕福で科学技術が進んでいるのだろうかと思って日本にきました。

 最初に日本の地を踏んだのは成田空港でした。広くて、すごく清潔で、係員は丁寧に仕事をしていて、いろんな国の人を見ました。その時の私はすごく興奮していました。これから、自分もこんな国で生活することになるとは信じられなくて、その時の気持ちは言葉ではあらわせません。 いろいろイメージが頭に浮んでいました。でも現実はいつも想像より厳しいものです。日本に来たばかりで私は最も基本的な言葉もわからなかったし、様々な問題が次から次へと出てきました。

 日本に来てたくさんのベトナムと日本の文化や生活の違いに驚きました。まず、朝、日本人はよく家で朝食を食べますが、ベトナム人はよく外で朝食を食べます。また何も食べずコーヒーでも朝食を済ますという人も少なくないです。次に、ほとんどの日本の男性は会社に勤めています。定年後も仕事をしないと寂しくなるから、仕事を続けたり、ボランティアをやったりします。ベトナムの男性は、会社で働く人もいれば、会社に行かず、うちで家族とお店をやる人もいます。さらにベトナムの店で、ベトナム人のお客さんに従業員はあまりお辞儀をしてくれません。お客さんが日本人だったら、従業員はよくお辞儀をしたり、笑顔で接客したりしてくれます。この違いは何でしょう。日本の女の人は毎日化粧をしないと外に出ませんが、ベトナムの女性にとっては、化粧するのがめんどくさいことだと思っている人がたくさんいます。友達は「日本の女の人にとって外に行く時、化粧しないことは服を着ないことみたい。」と言っていました。あと、日本にいるときは時間を守らなければなりません。日本人は約束した以上、ちゃんと最後まで守ります。ベトナム人は逆に、約束の時間の15分ぐらい前に来る人には「おかしいなあ」と言われてしまうかもしれません。日本には季節が4つあります。だから季節によって、服が違います。ベトナムには雨季と乾季の2つしかありませんからどんな服でもいいです。最後に日本人はいつも早く食べます。時間を節約したいのでしょうか。ベトナム人は昔から、明るい人が多いと言われます。それでご飯はゆっくり食べます。ベトナムと日本は同じアジアにある国ですが、このように文化や生活が違うと思いました。その違いを伝えたいと思い、多文化コンシェルジュの講座を受講しました。

 私が日本に来て、もう一年が過ぎました。その間に私が感じたことの一つは日本の先生はとてもやさしくて、熱心だということです。将来は静岡大学に入りたいです。そしてベトナムで日本語の先生になりたいです。もし先生になれたら、日本語だけでなく、日本のいいところもベトナムの生徒に教えてあげたいと思います。今、日本語の勉強を頑張っています。

 


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