楽器職人名鑑

倉岡良昌

 

キャプテンジョージ


楽 器 ウクレレ
工 房 マサウクレレ
住 所 浜松市西区雄踏町宇布見5153-2
TEL 053-571-2643
H P http://www.masaukulele.com/index.html


ウクレレをなめちゃいけない

__どうしてウクレレを作りはじめたのですか?

職人:私はギターとウクレレを教室で教えていました。その時にまともに弾けるウクレレがないなあ、と感じていました。ないなら自分で作ってしまおう!って思ったんです。生徒さんにウクレレ作ってあげたら、とっても評判がよく、それが始まりです。

 

__それはすごいですね。

職人:演奏家からの視点で楽器を作ることは大切だと思います。木工が得意な人は世の中にたくさんいるのですが、技巧に優れているだけではなくて、楽器として考えてみることが必要だと思います。

 

__楽器に詳しい演奏家さんの視点でその通りの楽器が作れるのが一番だと思います。では、どんなところに演奏家の視点を取りいれたのですか?

職人:やはり、音色やピッチにはこだわります。ウクレレはピッチがちょっとでもずれるとダメなんです。ギターよりもより考える必要があります 。

 

__ギターも演奏されていたということですが、ウクレレとはどうして出会ったのですか?

職人:私は第一次フォークブームのときからギターが好きでギターの先生になりました。あるとき、ほかの教室のウクレレの先生がいなくなることになって、ウクレレ弾いたことない僕のところにウクレレを教えてくれって頼まれたのです。

 

__それはまた突然ですね。
職人:私もウクレレを馬鹿にしてたところが少しありました。ギターやってるからウクレレくらい簡単に弾けるだろって。でも実際に生徒さんに教えられるように練習をはじめたら、ギターよりもウクレレのほうが奥深くて面白くなってしまったのです。

 

 

__楽器作りでのこだわりはありますか?

職人:素材にはすごくこだわります。5Aクラスのカリーコアを使ってみたり、継ぎ目がないようにしたりです。またマサウクレレオリジナルのナットやサウンドホールをイニシャルにしたりもできます。すべてハンドメイドです。

 

__この仕事をしていてよかったことはなんですか?

職人:ストレスがないということですね。悪いことはこの先が悩みってことです。 しかし、なんでも興味をもって楽しんでやることが大事だと思います。私もサラリーマン時代があったけどやる気なくて嫌々やっていました。やりたいことをやる、それが一番です。

 

__でも実際はきびしいですよね?

職人:はい。でも、やっぱり実践してみなきゃはじまらないですよ。頭で考えてるだけじゃなくて、実際にやってみることでわかることがたくさんあると思います。

 

素敵なお話ありがとうございました。

 


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