楽器職人名鑑

酢山義則

 

キャプテンジョージ


楽 器 ハーモニカ
工 房 昭和楽器
住 所 浜松市中区上島1-8-55
TEL 053-471-4341
H P http://www.syowagakki.co.jp/


音楽のまち浜松の銘工品です

どんな工房?

昭和22年に創業。家族5人で仕事をしている。全員が職人であるべきという考えから娘2人は絶対音感をもっている。作る人2人、売る人1人、お金を管理する人1人、考える人
1人で工房をやっている。昭和20〜30年のときは浜松だけでも15社のハーモニカ会社があったが、学校でハーモニカをやらなくなり、また、鍵盤ハーモニカの売り上げが伸びるのと同時にハーモニカの台数は減少していった。ハーモニカ産業減少の中、楽器部品の下請け会社をやりつつも、ハーモニカの根を絶やさないように小さな規模でハーモニカを作っていた。14年前、下請け会社をやめることを決意。発想の転換により、「音楽の町浜松で作られたハーモニカ」として観光業に売り出した。発想の転換により、楽器屋で売るのをやめて、おみやげとして売り始めたことにより大きく展開。

 

ここがすごい!

工房では職人が音を作っている。おみやげ産業へと展開してから、ハーモニカ工場を介護施設に変えてお年寄りにハーモニカを弾く場所を提供。職人が1本1本丁寧に作ったハーモニカは1年で1万本以上の売り上げを誇る。また、地方の電車のからは、車掌さんがミニハーモニカを吹く。職人のミニハーモニカの音色が美しい景色の中で響くという。

 

職人の声

職人が作ったハーモニカであるからこそ、一つ一つ個性のあるハーモニカを作りたいです。電子楽器のように作られた楽器とは違い、ハーモニカは「情の音」です。お客さんの年齢や経験に合わせた楽器を作るのを心がけています。お客さんに喜んでもらうことが一番嬉しいです。私の父は小さい頃から私に、楽器作りを見せるということをしていました。決して楽器を作らせようとしたり、教えたりはしませんでした。見て、真似することから職人は始まるのです。後継者については難しい問題ですが、私の孫たちに今父と同じように楽器作りを見せています。

 


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