私たちが日本で「生きる」ということ

 

中部協働センター 地域づくり講座 

 

【事業名】 私たちが日本で「生きる」ということ

【趣 旨】 多文化共生社会の実現において、日本人住民と外国人住民が互いの文化・風習を正しく理解し尊重することは、円滑な意志疎通を図るために不可欠な要素です。そこで、国籍、言語、職業、来日のきっかけ等の様々な異なる背景を持ちながらも、日本社会に適応し、同じ生活者として貢献しようとする外国籍市民の日常を様々な観点で切り取り、本人に語っていただくことで、受講者(日本人住民)の異文化理解と多文化共生に対する理解を深める一助となることを目的とした講座を開催しました。

【期 間】7月4日~25日 毎週土曜日 10:30~12:00

【会 場】クリエート浜松2F 22会議室

【参加者数】 延べ 35人

【内 容】

  • 第1回 「支える人」 講師;喜久里春美(ペルー出身、介護職員)

デカセギとして来日し、派遣労働者として製造業に従事していたものの、リーマンショック後に失職し、介護の世界へ。人を相手にした仕事にやりがいを感じ、もっとよりより介護がしたいという思いから、ヘルパー2級を取得。その後、3回の受験を経て、介護福祉士国家試験に合格した。外国人であることで不安もあったようだが、施設の同僚や利用者の皆さんに支えられて頑張ることができている。将来は、もっと介護の技術を高めていきたいという意欲を語った。

  • 第2回 「働く人」 講師;ドニ タンガマル(インドネシア出身、技能実習生)

インドネシアで専門学校を卒業後、友人の誘いで来日することを目指し、技能実習生として来日。日本では貯金ができると思っていたが、いろんなものを買ってしまうので、貯金はなかなかできないというエピソードも披露。週末は自転車に乗って浜松市内の観光地や史跡を巡ったりしている。同僚のインドネシア人も連れて、受講者と個別に「おしゃべりをする」時間を設けて、異文化理解と交流を深めた。

  • 第3回 「創る人」 講師;金城ジゼレ

幼少期は日本の幼稚園や小学校で過ごし、自然に日本語に触れたものの、親の母国へ帰国する意向の変化でブラジル人学校へ転向したり、日本の公立中学校へ編入したりと二つの文化の間で成長してきた。日本で夢を叶えたいと高校進学に挑戦し、浜松工業高校から静岡文化芸術大学へ進学し、スズキ㈱のデザイン部に就職した半生を、自身の写真や作品を紹介しながら語った。

  • 第4回 「学ぶ人」 講師;ダォ ティン タン マイ

ベトナムの国の形と日本の形が似ていることから導入し、ベトナムの文化を紹介。自身の出身地であるフエという街については、自身の学生時代の写真などを加えて詳しく話した。日本に進学したい理由は、ベトナムの社会をもっとよくしたいからという思いから、将来ベトナムで教員になりたいからだという。日本語学校での様子も紹介するばかりでなく、日本で驚いたことは「自動販売機」(いつでも盗める!)、「靴を脱ぐ」(入口で困ったことがある)、「犬に洋服を着させる」(ベトナムでは犬は食べるから)という興味深いエピソードを紹介した。

 

 

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