フィリピン カッレジ オブ テクノロジー
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フィリピン カッレジ オブ テクノロジー
グローバル人財サポート浜松
フィリピン カッレジ オブ テクノロジー(PCT)
2021年春、グローバル人財サポート浜松は、フィリピン・ミンダナオ州ダバオ市にある
Philippine College of Technology校と業務締結を行いました。
大学内に日本語コースを開設し、日本への就労を目指す学生たちを対象に、
当法人が日本語教育と就労支援を行うことを目的としています。
フィリピン カレッジ オブ テクノロジーとは(Philippine College of Technology)
フィリピンカレッジオブテクノロジー(PCT)は、看護・介護学科、自動車整備学科、観光ホスピタリティなどの学科があり、ダバオ市にバハダキャンパス・カリナンキャンパスと2つのキャンパスを有している私立の専科大学です。毎年各学科に70人〜200人の学生が通っています。卒業生は、フィリピンでも有名な病院や自動車販売店、航空会社やホテルに就職し、活躍しています。こうした優秀な人財の中から日本で働きたいと思っている若者を日本で活躍できるようにすることが、
わたしたちグローバル人財サポート浜松のミッションです。
学科紹介
看護・介護学科
看護・介護学科には、看護、ヘルスケアサービスと介護の3つのコースがあります。実技指導も丁寧に行われ、OJTは半年間行われます。卒業生は、南フィリピンメディカルセンター、ダバオ医療病院をはじめ、ダバオ市内の統合病院で活躍しています。
介護コースの卒業生たちは、既に日本で介護職員として活躍しており、高い評価をいただいています。
卒業生の主な就職先
- Davao Medical School Foundation Hospital
- Southern Philippine Medical Center (SPMC)
- Davao Doctors Hospital
- Davao Veil Geriatric Center
- Tebow Cure Hospital
自動車整備学科
自動車整備学科には、2023年11月にヤマハ発動機株式会社からバイク16台と2024年1月にスズキ株式会社から自動車4台、船外機エンジンなどを教材としてご寄贈いただきました。
この学科ではOJTがあり、現場での実践的な教育が行われています。
これにより、学生たちは、日本のより高い技術と最新の知識を習得することができるようになりました。
卒業生は、スバルダバオやいすゞ、三菱といった日系メーカーの整備工場でも活躍しています。
卒業生の主な就職先
- Southern Motors of Davao Inc.
- Autophile Automotive Industries Inc.
- Krizia Taxi
- Subaru Davao
- Kar Asia Inc.
観光ホスピタリティ学科
観光ホスピタリティ学科は、即戦力を有する人財の輩出をしております。お客様に対して「おもてなし」の心を持って、料理の提供やベッドメイキングサービスができるよう充実したカリキュラムで指導しています。そのため、卒業生は外資系ホテルであるデュシタニなど、ダバオ有数のホテルのほか、セブ・パフィシック航空などに就職し、高い評価を得ています。日本では、食品加工、食品製造、宿泊、フロントスタッフとして活躍できることが期待できます。
卒業生の主な就職先
- Dusit Thani D2 Davao
- Discovery Samal
- Park Inn by Radisson Hotel
- Cebu Pacific Air
- Celebrity Cruises
看護学科
自動車整備学科
観光ホスピタリティ学科
の卒業生を採用したい事業所の皆様、
ぜひお問い合わせください。
教育の特徴
日本語教育は、日本語能力試験N3やN4の合格を目指しております
日本語コースには毎年約50人の卒業生や現役の学生たちが、オンラインと対面式で日本での就職に必要な日本語を学び、
日本語能力試験の合格を目指しています。
013回以上のスクリーニング
PCTの学生は誰もが希望すれば必ず受講できるのではなく、まず現地PCTの教員の面接を経て、次に当法人の責任者による対面個別面接を経て、最終的にPCTの教員とグローバルの教員の判定で選抜された学生のみが受講できます。
02トライアングルメンター制度
日本語教師、各学科の教師、コーディネーターによるトライアングル方式で、学生一人一人の個性と状況に合わせて学習指導や相談対応など手厚くサポートを行なっています。
03実績と経験を活かした質の高い教育
10年以上の実績と経験が凝縮した質の高い教育内容を提供しています。
外国人に対する日本語教育は20年以上の実績、就労のための日本語教育は10年以上の実績と経験を有しています。
04日本人学生パートナー導入
多文化共生や日本語教育を学ぶ日本人の大学生が、会話パートナーとして授業に参加するため、同世代の会話が弾み、日本語会話力や学習意欲を高め、国際交流も深めています。
PCTの卒業生が来日後には日本人学生も社会人となり、お互いに日本での再会を果たし、地域での交流へと広がっていきます。
05テストと評価
毎回授業時に振り返りテストを行い、定着を測っています。
出席率と学習定着度テストにより、評価を行なっており、学生にフィードバックをすることで学生自身が自己評価できる仕組みとなっています。
06早期異文化適応を目指した指導
日本の「全人教育」を目指し、日本の就労観も養っています。
異文化で育った学生たちに、日本の現場で必要な知識や日本人の価値観を戦略的に教えていきます。
これによりリアリティショックを軽減し、職場の早期適応を図っています。
当法人では、学生たちの日本での就労についても伴走型で支援していきます。
そのため彼らの就労後も、社会人としての心構えなどを指導し、職場での早期定着につなげております。
採用者の声
社会福祉法人 松風 特別養護老人ホームみずうみ 施設長 仲屋さまより
2023年12月1日、社会福祉法人松風にPCTの介護学科の卒業生が、特定技能ビザで入職しました。
彼女たちは、初日からベッドメイキングのスピードや的確性、彼らが持つ明るさを誉めていただき、休日には職場の皆さんと観光するなど、施設での仕事だけではなく余暇も満喫し充実した日々を過ごしているようです。
彼らの採用に関するきっかけやその後の様子について施設長の仲屋様にインタビューしました。
PCTの卒業生介護ワーカーと仲屋さん
特別養護老人ホームみずうみの外観
職員が集まるナースステーションには
タガログ語の挨拶表が貼られています
きっかけについて
生産年齢人口の減少によって、どの業種・業界でも人材確保は喫緊の課題です。当然介護業界も同様で、外国人の採用はコロナ禍以前から検討していましたが、良い外国人をどのように採用すればよいのか、信頼できる監理団体や登録支援機関をどのように選べばよいのか、ずっと悩み検討が進みませんでした。
そのような状況の中で、以前よりお世話になっていたグローバル人財サポート浜松(以下、グローバル)に相談させていただき、今回2人の採用に至ることができました。
私が一番重要だと考えていたことは、「信頼」です。信頼できる外国人を採用したい、信頼できる監理団体又は登録支援機関と取引したいと考えたとき、こうした案件で一番信頼できるグローバルさんに相談しようと思ったのです。
グローバルさんに相談後、登録支援機関の選定、オンラインでの採用面接、オンラインでの定期面談、入職前の準備、入職後のフォロー、その他諸々の助言やご支援をいただきました。入職した2人はグローバルの堀さんを「先生」と大変慕っており、私にとっても困ったら頼れる人がいるという双方の安心感が、今回の大変スムーズな入職に至ったと思いますし、この安心感と信頼感は今後必ず良い方向に向かうと思っています。
採用~入職まで
コロナ禍により採用決定から入職に至るまで1年近くかかりました。2人のモチベーションの低下を心配しましたが、グローバルさんからオンラインでの定期面談を提案していただき、毎月1回実施してきました。
この定期面談が大変効果的だったと実感しています。
入国し初対面の時もお互いに緊張せず和やかに挨拶でき、その後の生活準備等もオンライン面談と同じように楽しく会話をしながら進めることができました。
また、入国前の生活物品の準備においてもご助言をいただき、職員に提供を呼びかけました。その結果、食器や調理器具等を揃えることができましたし、職員に外国人を受け入れるという心の準備ができスムーズな入職の一因になったと思います。
外国人の採用を検討していた時には心配ばかりでしたが、そのような心配は全く無用でした。
今後について
2人とも介護福祉士を取得したいと言っていますので、その目標を達成できるよう2人をしっかり支えていこうと思います。
また、近々もう1人入職する予定ですので、それも大変楽しみになりました。
今、私たちの施設は「お互いを認め合い、支え合い、補い合い、全職員が支えられていることに感謝できる施設」に向かっています。そうした施設の一員として迎え入れましたので、全職員が2人を認め、支え、補いながら、2人の個性を活かせる環境作りもしていきたいと思います。家族を残して私たちを信頼して来てくれたと思いますので、その信頼にしっかり応えていきたいと思っています。
私たちの想い
わたしたちは、学生たちの人生の岐路において、学生自らが前に進むことができる教育と就労サポートを行なっています。 なぜならば、グローバル人財サポート浜松は、「人は地域の財産」という理念のもと、活動しているからです。 そのため、フィリピンでの次世代の育成はアジア圏の社会貢献の一助であると考えています。 だからこそ、私たちは、フィリピンで育成した優秀な人財が、一日でも早く日本で活躍できる未来の創造に尽力してまいります。
介護学科や自動車整備学科、観光ホスピタリティ学科の
卒業生を採用したい事業所の皆様、
ぜひお問い合わせください。